強い度数のレンズに似合うフレーム
多くのガイドは顔型から始まります。しかし度数が強い場合は、レンズから考え始めましょう。度数によって、物理的に無理のないフレームが決まります。好みはその後で選ぶものです。
まず眼鏡店にこれを聞きましょう
フレームを気に入る前に、1つだけ質問しましょう:
「私の度数では、フレームの深さ、カーブ、リムのタイプに制限がありますか?」
答えるのに10秒もかかりませんが、目に合わないフレームを注文してしまう失敗を防げます。眼鏡店は自分から教えてくれることはあまりありません。ほとんどの客が聞かないからです。
強いレンズが厚くなる理由
レンズのどちら側が問題になるのかを知っておくと役立ちます。近視と遠視では厚くなる場所が違うからです。
| 度数 | レンズの形 | 厚くなる場所 |
|---|---|---|
| 近視(マイナス) | 中央が薄く、縁が厚い | 縁 |
| 遠視(プラス) | 中央が厚く、縁が薄い | 中央 |
以下のアドバイスの多くは近視についてのものです。厚い縁は横から見たときや写真で目立つためです。遠視の場合はレンズが前方に膨らむため、小さいフレームよりも、前面が平らで深さのあるフィットの良いフレームの方がうまく対応できます。
向いているフレーム




- フルリム。リムがレンズの縁を覆います。見た目を変えるうえで、もっとも大きな違いを生みます。
- 小さめから中くらいのレンズ幅。レンズが小さいほど光学中心からの距離が短くなり、縁が薄くなります。
- ラウンド型やオーバル型。円には遠い角がありません。レクタングル型は外側の角がもっとも厚くなり、そこに視線が集まります。
- 平らな前面。大きく巻き込んだり湾曲した前面は縁を厚くし、度数をゆがめることがあります。
- アセテート、チタン、または形状記憶合金。強い度数のレンズは重くなります。これらの素材は形を保ちますが、細いワイヤーは時間とともに曲がってしまいます。
避けるべきフレーム




リムレスやセミリムレスは、もっとも厚い部分であるレンズの縁全体が見えてしまいます。また、穴を開けて取り付けるため、重いレンズはその部分に負荷がかかります。
オーバーサイズのフレームは問題を大きくします。どの方向にもレンズが大きくなり、縁のどの部分も厚くなります。
大きく湾曲したり巻き込んだ前面は縁をさらに厚くし、強い度数では、そのカーブが度数自体と干渉してしまいます。
フレームよりも効果が大きい2つのポイント
1. 高屈折率レンズを頼む
レンズの素材は屈折率でランク付けされています。屈折率が高いほど光を強く曲げられるため、同じ度数でも少ない素材で済みます。標準的なプラスチックは1.50です。1.67や1.74のような高屈折率の素材では、同じ度数でも目立って薄くなります。価格は上がり、光の反射も増えるため、反射防止コーティングと組み合わせましょう。非球面レンズも頼んでみてください。度数を変えずに形をより平らにできます。
2. PDを正確に測る
レンズは、光学中心が瞳孔の正面に来るように加工されます。フレームが顔よりずっと広いと、位置を合わせるためにレンズをずらす必要があり、それによって片側が厚くなったり、望まないプリズム効果が生じたりします。顔の幅に本当に合ったフレームを選ぶことは、快適さだけでなく、レンズを薄くするためにも重要です。
サイズ表記を確認し、自分のPDを知っておきましょう。だからこそ、ここでは数字がいつも以上に重要です。
通常のアドバイスと矛盾する唯一の点
遠近両用レンズを使っていてさらに度数が強い場合、矛盾に出会います。遠近両用レンズには深いフレームが必要です。強い度数には小さいフレームが向いています。逃げ道としてセミリムレスがよく提案されますが、これはごつくならずに深さを出せるからです。しかし、セミリムレスこそ、強い度数では避けるべき選択です。
現実的な答えは、幅よりも深さのある小〜中サイズのフルリムフレームを、高屈折率の素材で、ショートコリドータイプの遠近両用レンズと組み合わせることです。片方だけ解決して店頭でもう片方に気づくのではなく、両方の条件を同時に眼鏡店に伝えましょう。深さについては遠近両用レンズに似合うフレームのガイドで詳しく紹介しています。
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よくある質問
小さいメガネにすると本当にレンズは薄くなる?
近視の場合はそうです。厚みは縁に向かって増えるため、レンズが早く終わるほど縁は薄くなります。サイズそのものだけでなく、幅がPDに合っているかも同じくらい重要です。
強い度数でもリムレスは使える?
通常はあまり良い選択ではありません。リムレスは縁全体が見えてしまい、重いレンズを穴開けの取り付けで支えることになります。
反射防止コーティングは効果がある?
見た目の上では効果があります。厚いレンズや高屈折率のレンズは反射が増え、その反射は写真や室内の照明の下で同心円のように見えます。コーティングをするとその反射のほとんどがなくなり、厚みは同じでもレンズがより透明に見えます。